Claude HUD: AIエージェントのブラックボックスを可視化するプラグイン
Claude Codeのコンテキスト使用量、実行中のツール、サブエージェント、Todo進捗をリアルタイムで表示するゲーム風ステータスバープラグイン。
「Claudeが作業してるのか、ボーッとしてるのか分からない。」
Claude Codeで複雑なタスクを回したことがある方なら、この気持ちに共感できるはずです。長い処理が走っている間、ターミナルは沈黙したまま。コンテキストがいつ溢れるのか、エージェントがループにハマっていないか、何も手がかりがありません。
この問題を真正面から解決したオープンソースプラグインを実際に使ってみたので、共有します。
Claude HUDが表示するもの
ターミナル下部にゲーム風のステータスバーを表示するプラグインです。4つの情報をリアルタイムで追跡します。
- コンテキスト使用量 - ビジュアルバーとパーセンテージでセッションのコンテキストウィンドウ消費量をリアルタイム表示
- 実行中のツール - Read、Edit、Bashなど、現在どのツールが動いているかモニタリング
- サブエージェント状況 - Task呼び出しで生成された子エージェント(Opus 4.5、Sonnetなど)を追跡
- Todo進捗 - Claude内部のタスクリストの完了状況を可視化
技術的な仕組み
ステータスバーの裏側で何が起きているのか、簡単に整理しました。
stdin入力処理
Claude CodeがJSONペイロードでセッション状態を直接渡します。プラグインはinput_tokens、cache_creation_input_tokens、cache_read_input_tokensを合算し、context_window_sizeで割って使用率を計算します。
トランスクリプト解析
セッションログを行単位のストリームで処理します。tool_useブロックを検出し、tool_resultエントリとマッチングして各ツールのステータスをrunning、completed、errorとして追跡します。
ファイルパス表示
ファイルパスの表示もよく考えられています。
- Read、Write、Editツールの呼び出しから
file_pathを抽出して作業中のファイルを表示 - 長いパスは
.../filename.ts形式に自動短縮 - 約300msごとの更新でほぼリアルタイムに反映
開発者が熱狂する理由
コミュニティの反応が大きい理由は明確です。AIエージェント作業の核心的なペインポイントを的確に突いたからです。
- 不透明さの解消 - 長いタスクが詰まっているのか、ループしているのか、コンテキスト上限なのか分からなかった不安を解決
- 3行でインストール - 複雑な設定なしですぐに使える
- デバッグ効率の最大化 - マルチステップエージェントワークフローで、どこで問題が起きたか即座に把握可能
- 視覚的フィードバック - ゲーム風ステータスバーがvibe-codingカルチャーと噛み合い、AI開発をよりインタラクティブに
コミュニティで共感を集めたコメントがありました。「やっとClaudeが仕事してるのかボーッとしてるのか分かるようになった。」
インストール方法
3行で完了です。
/plugin marketplace add jarrodwatts/claude-hud
/plugin install claude-hud
/claude-hud:setup
GitHub: jarrodwatts/claude-hud
なぜ重要か
Claude Codeを日常的に使っている方には、ぜひ試してほしいプラグインです。セッションがいつ切れるか分からない不安なく作業できること、そして何よりClaudeが今何をしているかを目で確認できることが、想像以上の安心感をもたらします。
オブザーバビリティはサーバーやパイプラインだけのものではありません。AIエージェントにも必要です。
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